身体訓練

実習の前半は、斎藤先生による「身体訓練」です。
身体をほぐし温めるためのランニングに続いて、全身のストレッチ。
首から順番に始まり、足の先までの筋肉や関節をのばします。更に、前後開脚、柔軟体操などでしっかりと身体をほぐしていきます。

身体が温まったところで「脱力」の練習。
まず、両手を上にあげ、全身に力を入れてつま先立ち、手首・腕・首と腰から上を順に脱力させていきます。緊張と緩和を繰り返しながら、自分の身体を自分の意志で自在に動かせるようになることを目指します。

身体訓練1
      身体訓練、まずはストレッチ体操

身体訓練2
    手首から順に脱力していきます


二人一組で向かい合わせに立ちます。
相手の目を見ながら両手を合わせて、押したり引いたり。相手の呼吸と動きを感じ取り、それに自分の呼吸と動作をあわせ相手と一体化していく練習です。

身体訓練1
  自分の身体をリーダーの動にシンクロさせます

更に発展させて、相手を鏡に見たて、相手と同じ動きをします。手足や体全体を曲げたり伸ばしたり、自由に動く相手のさまざまな動きを、見たままに自分の身体で再現していきます。
自分の身体を他人の身体にシンクロさせていくのです。
  今度は、10名程度で輪になり、全員がリーダーの動きに合わせて自分の動きを集団にシンクロさせる練習。

身体訓練1
 集団が一体化すると、誰がリーダーがわからなくなる

最後に、誰が中心になってグループの動きをリードしているのかを、周りで見ている人たちが当てるゲームをしました。リーダーの動きに全員がうまくシンクロしていないと、誰がリーダーか見破られてしまいます。どのグループも、いろいろ工夫をしながら、面白い動きを作り出していました。

発声練習

実習の後半は、濱田裕子先生による「発声練習」です。
実習は、肺活量を増やす訓練から始まりました。

発声練習1
       肺活量を増やすための練習

全員、床に寝転び呼吸を整えます。次に思いっきり大きく息を吸い、次に「スー」と音を出しながらゆっくりゆっくり吐きだしていきます。
息が途切れそうになったら「スースー、スー」っと、最後の息を腹筋で切りながら、肺の中の総ての空気を吐き出します。これを何度も何度も繰り返し練習します。

発声練習2
       腹式呼吸で校を出す練習

次に腹式呼吸で声を出す訓練です。
 口を大きくあけて、まるであくびをするかのように、リラックスし、「あー」と発声します。喉を開いて、腹式で声を出す練習です。
 続いて、あいうえお/いうえおあ/うえおあい/えおあいう/おあいうえ口を大きく開き、しっかりと口形を作りながら「あ」から「わ」までを発声します。

発声練習3
     自分が呼ばれたと思ったら手を挙げる

最後に、グループ10名のうち1名が、様々な位置に立っている人に後ろから声をかけます。
「おーい」。
自分が呼ばれたと思った人は手をあげます。近くにいる人と、遠く離れた人に声をかけるとき、当然、声の大きさや抑揚、のばし方などが違います。その違いを声で届けたり、聞き分けたりする訓練です。声の方向性、距離感を表現するのはとても難しく、近くても遠くても、なかなか思った人に呼びかけが届きませんでした。   
 声の出し方で対話相手との距離感を正しく観客に伝えることの大切さを勉強するよい機会になりました。(今治)

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