身体訓練

 演出家の濱田裕子先生の指導で、身体訓練が始まりました。
初めは身体をリズムよく動かすエクササイズから。
ビートのきいたリズミカルな音楽に乗って身体を動かしながら、先生のリードで次第に動きの激しいダンスへ。

身体訓練1
      音楽に乗って身体を動かします

身体訓練2
  やがて、リズムに合わせて激しいダンスへ…   

  









身体訓練3
      身体訓練_ダンスから瞑想へ

 激しいダンスで息が切れるころ、一転してヨガのポーズで長い瞑想へ。身体の中の五感を爆発させる「動」の世界から、「内なるもの」に意識を向ける「静」の世界に入ります。
静かに瞑想しながら、集中力を高めます。



 続いて、様々なゲームを取り入れての身体訓練です。そのいくつかを挙げてみましょう。

身体訓練4
         身体訓練 「ボール渡し」

『ボール渡し』

 輪になって、目に見えないボールを横の人に渡していきます。ボールは、”軽い” ”とても重い” ”小さい” ”とても大きい” ”やわらかい”などと指定されます。
自己の中に潜む「感覚の記憶」を呼び起こしながら、ボールを渡していくエクササイスです。
みんな、相手との距離感やタイミングをはかりつつ、戸惑いながらもがんばっていました。

身体訓練5
        身体訓練 「21までゲーム」

『21までゲーム』

 輪になって座り、1から21までをひとりずつ数えていくゲームです。ただ、数える人の順番は決められていませんので、その場の雰囲気をしっかり読みとり、タイミングよく数えなくてはなりません。
感覚を鋭くし、他人の呼吸や動き感じ取らなければ、うまくいきません。2人や3人で同時に声が上がってしまうと、また1に戻ってやり直しです。
失敗しながらも笑い声がたえない楽しいゲームです。

身体訓練6
        身体訓練 「何してるの?」

『何してるのゲーム』

 輪になってならび、ジェスチャーをするゲームです。お題は隣の人が出します。
「何しているの?」と問い、「料理をしています」と答えが返ってきたら、何でもいいから料理をしなくてはいけません。難しいお題が出たときにはなかなか動きが決まりませんが、みんな楽しみながらがんばっていました。

他に「鏡」「鬼ごっこ」「リーダーを探せ」など、いくつもゲームが登場。ワイワイ言いながらエクササイズを楽しみました。

身体訓練7
             身体訓練 「  鏡  」

身体訓練8
   身体訓練  「リーダーは誰だ!」












 発声練習

発声練習_広田先生
指導中の広田先生

 続いて、演劇祭で審査員を担当されている、俳優の広田ゆうみ先生・二口大学先生による発声練習です。
 
 先生方からまず、
「発声は演劇の基礎です。基礎とは地味なものです。地味ですが、しっかりがんばりましょう」の言葉があり、発声の訓練が始まりました。

発声練習1
  身体のふり幅を2倍、3倍、4倍と広げていく

 はじめは、身体に空気を一杯吸い入れるための訓練です。
身体が水で満たされているとイメージしながらの呼吸、身体を左右に振りながら振り幅が2倍、3倍、4倍と広がっていくのをイメージしながらの呼吸など、さまざまなイメージを描きながら、深く息を吸い込む呼吸法を学びました。



 続いて、身体の緊張をほぐしながら、声を響かせる発声法のいろいろ。
ここでも、イメージを膨らませながら行う訓練が色々紹介されました。

発声練習2
イメージを膨らませながらハミング

発声練習3
        ハミングから、部屋全体に響く大きな声へ


発声練習4
        相手に声を届けます


  お尻から空気を入れ、口から吐きだすイメージで小さくハミング。ハミングしながら顔の筋肉を大きく動かし、小鼻に、口に、顔全体に、頭の後ろに、掌(手のひら)を当てマッサージしながら次第に大きくハミング、やがて部屋全体に声を響かせていきます。
声が広がり、力まず豊かな声が出始めます。
がんばらなくても相手に届く声を出すことを目指しながら、みんな気持ちのいい汗を流しました。


発声練習5
       「おーい!」 狙った人に声を届けます 

 次に、狙った相手に確実に声を届ける練習をしました。
何人かがお互い距離を取りながら、様々な位置に、声を出す人に背を向けて立ちます。
声を出す人は目の前の一人に向かい、離れている距離に応じた声で呼びかけます。
「おーい!」。 
呼ばれたと思う人は手をあげます。なかなか思ったところに声が届かないこともあり、みんな、声の大きさ工夫をしながら、がんばっていました。  
 
 最後は、2つのグループに分かれ、それぞれ違う歌を同じ早さで交互に歌うゲームをしました。歌った歌は「キラキラ星」と「チューリップ」。「きらきら光る」「咲いた咲いたチューリップの花が」「お星さま光る」~と、いった具合です。始めは簡単に感じていたみんなも、いざ一人でやってみると、意外と相手につられることがわかりなかなかうまくいかない様子でした。                                  (米沢)



身体訓練と発声練習。
いっぱいいっぱい身体を動かし、深く深く呼吸し、思いっきり声を出したエクササイズでしたが、みんな疲れを忘れて汗を流しました。しんどかったけど、とても楽しくて、あっという間に時間が過ぎていった実習でした。


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