簡単に組立て・解体できる装置を製作しました

装置の製作1
    ↑ 蝶ねじを外せば脚部を取り外せます

   
演劇祭では、舞台装置が全くない劇や、リビングルームなどで生徒用の机やいすが使われている舞台をよく見かけます。会場に用意されているもので間に合わせているのですね。"この劇ならこんな装置が欲しい”とか、"何もない舞台での演技は難しい"とわかっていても、作り方がわからないし、作っても会場まで運ぶのが大変だからとあきらめているのが現実なのでしょうね。
 そこで、簡単に製作でき、運搬も楽な「組立て式の舞台装置」を作製することにしました。

装置の製作1
    ↑ まず、設計図と配られた材木を照合します。

 今回はのこぎりを使って木材を切る作業が加わりました。寸法を間違えると材料が足りなくなったり、装置として使えないものになりかねないので、今まで以上に座の協力が試される講座となりました。どの座も座長の指示のもと、ちょっぴり緊張しながら、慎重に寸法を測り木材カットに挑戦しました。
 木材の穴あけにも挑戦しました。
装置の組立てや分解には"蝶ボルト"を使います。蝶ボルトを通す穴は正確な位置に開けなければならないのですが、これが意外と難しい。正しくあけられずに不安定なテーブルになってしまい、修正にとても苦労した座もありました。

装置の製作4
   ↑ のこぎりって、意外とむずかしい! 

装置の製作3
 ↑ 曲尺を使って直覚も正確に計測します 

カットbee

装置の製作6
 電動ドライバーも手馴れた人も…。 

 どの座でも寸法測ることが上手な人、木を切るのが上手な人、電動ドリルをうまく使える人など、それぞれの経験を活かしながら作業。
続く組み立て作業でも、パーツ毎に分担を決め、限られた時間を有効に活かすなど、さまざまな工夫が見られました。

 今回は"塗装"にも取り組みました。
用意された色は、茶色(オイルステイン)、赤色、黄色。「好きな色を塗っていいよ」と聞いて、迷った挙句、いすは中学生らしく?派手な黄色と赤色に塗られました。

装置の製作7
  いすは派手な黄色に!

装置の製作6
 テーブルはオイルステインで茶色に着色されました

 残念ながら、時間切れで着色できなかった座もありましたが、最後に完成させた時には自然に拍手と笑いが起きました。「完成した喜び」「協力した喜び」を感じる瞬間です。
 完成させたこの喜びを忘れず、経験を学校に持ち帰り、いろいろな舞台装置を作製して楽しい舞台を作り出してほしいものです。
 
 出来上がった大道具類は最終日に解体され、希望者や希望校に進呈されました。
大きな材木を持って電車に乗るのはちょっと大変だけど、演劇部での日常練習や演劇祭で活用しようと、部員が手分けして持ち帰った演劇部もありました。 (今利)

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