講座「個人創作」

米沢校長先生による「個人創作」のための講話。
”講話”といっても、生徒たちの感覚に寄り添いながらの米沢節で、話題は幅広くユーモアにあふれているので、みんなお話にひき込まれてしまいます。

講座_個人創作 米沢先生
 今年も、ユーモア溢れる米沢節でした

ポジティブ思考を大切に!

"机の上に立ってみましょう"
講話の途中で、いきなり米沢先生が生徒を机の上に立たせました。
何が見える? 景色がいつもとは違って見えませんか? 景色が変わると気分も変わってくるでしょう?
環境、時間、友人、外見、食事etc、視点や角度を変えてみると、新しいことが色々見えてきます。

講座_個人創作 米沢先生
   そこに立つと何が見えますか?

蚤の習性の話から、車の修理代の話、ビリギャルの話まで、興味深いエピソードが息つく暇もなく次々と展開されていきます。
そして、視点を変えて自ら世界を広げ、ポジティブに生きていこう。
「これからがこれまでを決める」し、「命が今のあなたを生きている」のだから、と結ばれました。


 

実習「400字創作」

実習「400字創作」2
 創作課題は「初心者」「あたる」「手紙」に決定 

今年の創作課題は、多数決で「初心者」「あたる」「手紙」に決まりました。

原稿用紙の使い方について諸注意があり、いよいよ400字創作がスタート!
与えられた時間は、およそ50分。

構想をまとめているのでしょうか、目をつぶったまま動かない人がいます。じっと、一点を見つめ続けている人もいます。
「何書いたらいいか分からん」とあきらめ顔の人もいます。一方では、開始早々から鉛筆を動かし始める人もいます。あらかじめ考えてきたのかな?

実習「400字創作5」
   書いては消し、消しては書くの繰り返しです

実習「400字創作4」
        鉛筆が動き始めました

やがて、書いては消し、消しては書くを繰り返す人が増えはじめ、机上に消しゴムのかすが山のように盛り上がっていきます。いつもと同じ緊張の時間が続きます。
20分を経過するころには、室内はしーんと静まりかえり、鉛筆の音だけがさらさらと響いています。
11時。講座、終了。
全員が作品を完成させ、提出することができました。

作品は、最終日に講師からの講評がつけられて、それぞれに返却されます。

講座「学校での劇づくり」

講座「400字個人創作」に続いて、講座「学校での劇づくり」

講座の担当は、生徒たちと一緒に脚本を創作し続け、演劇祭で高い評価を獲得されてきた元演劇部顧問の秦比左子先生です。

頭で考えていないで、まず書いてみよう

講座_学校での劇づくり 秦先生
   脚本創作の意欲をかきたてられる秦先生の話。

”頭で考えていないで、短くていいからまず1本書いてみる。5分くらいの劇でいい、原稿用紙なら5~6枚。必ず最後まで書く。書き方は違っていいから演劇部全員が書く。書いて書いて書き直す。脚本作りはそこから始めましょう。
そんな前置きから秦先生の講座が始まりました。

・何を劇の「主題(テーマ)」とするか。
・登場人物や人間関係をどう設定する  
 か。
・ドラマの展開では起承転結を大切に。
・主人公はどう変化したのか。新しい考え方や状況は生み出されたか。
・台詞は短く簡潔・明瞭に。沈黙も台詞の一部、心に響く生きた対話を書こう。
・台詞につまったらエチュードをしながら考える、等々。


内容が具体的で分かりやすいうえ、部活動の中で思い当たることが一杯、日頃の悩みにも応えてくれる話が多く、熱心にノートを取りながら聞き入る姿が目立ちました。

講座の後半は「アクティブラーニング」

★ ステップ1
書きたいと思っていることを、バラバラでも、断片でも支離滅裂でもいいから、思いつく限り文章にしてメモしましょう。
★ ステップ2
劇の題を考えましょう。その時代、場所、主人公の名前、年令、職業、性格をメモしてください。
主人公の目標は何か。主人公は何をするのか。どんな対立や葛藤が生まれるのか、主人公はどう変わるのか。どんな結末か。観客はどんな気持ちになるのか。

★ その作品の内容を3行で書いてみよう。

当初は、それぞれが書いた作品を発表しあい、代表作を討論とエチュードで書き直していく予定でした。しかし、残念ながら時間切れとなり、膨らませたり形あるものに仕上げていくことはできませんでした。
「続きは来年です」ということで、講座は終了。

最後に、
秦先生のお話から拾った言葉のア・ラ・カルトをいくつか…。
「物語(ストーリー)ではなく、ドラマを描く」
「幕開きに、時・所・人物・何をしているか・問題は何か、がわかるように」
「人物が出会うことでドラマが始まる」
「人物と人物のぶつかりあいが活きた台詞を生む」
「対話は不意打ちの連続」
「一番言いたいことを台詞にしない」



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